「ソーラーシェアリング」とはまだ耳なれない方が多いかもしれません。
かつて住宅用が主流であった太陽光発電システムですが、一昨年始まった全量買取制度をきっかけに産業用への用途が広がり、今また農業分野への応用が広がりつつあります。
これからしばらくの間、農地へと広がる太陽光発電の活用についてお話ししていきます。
“ソーラーシェアリングとは(農地でソーラー発電 1)” の続きを読む
「ソーラーシェアリング」とはまだ耳なれない方が多いかもしれません。
かつて住宅用が主流であった太陽光発電システムですが、一昨年始まった全量買取制度をきっかけに産業用への用途が広がり、今また農業分野への応用が広がりつつあります。
これからしばらくの間、農地へと広がる太陽光発電の活用についてお話ししていきます。
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前回は少しショッキングな写真をお見せしたので、ちょっと引いちゃった方もあるかもしれませんね(笑)
ただ、心配しないでください。そんなにしょっちゅう起こるわけでもありませんし、またきちんと対処すれば予防もできるのです。
残念なことはこういうことをきちんと教えてくれるところが少ない、ということです。
少しショッキングな写真をお見せしましょう。
これはつくば市にある独立行政法人産業技術総合研究所(長い名前ですね:笑)の太陽光発電センターに展示してある太陽電池です。前々回のコラムで弊社のお客様でパネルが焼けてしまった写真をお見せしました。その写真は表からみたものでしたが、その裏側はこのような状態になっているのです。
先日は太陽電池の「ホットスポット」の現象についてお話ししました。
では、どうしてこのようなことが起きるのでしょうか?
それは太陽電池のモジュールの構造と関係があります。
太陽光で発電する部分は専門用語で「太陽電池モジュール」と呼ばれます。通常扱われるのはこの「モジュール」の単位です。(いわゆる太陽光発電システムのカタログに載っているものです)
家庭の屋根にこの状態ですえつけられるのですね。
9月のある日、焼津市のお客様Y様から突然お電話がかかってきました。
「家の太陽電池に雷が落ちたようだ。ちょっと見てくれないか。」
誘導雷といって、近くに落ちた雷の瞬間的な高圧電流が太陽光発電システムに悪影響を及ぼすことは考えられますが、太陽電池に直接雷が落ちることは通常考えられません。
「不思議だなぁ・・・」と思いながらも、弊社のスタッフが早速訪問すると下のように太陽電池パネルが焼け焦げたように黒くなっています。
「太陽光発電はメンテナンスフリーなんですか?」
お客様からよくいただく質問です。
私は次のように答えるようにしています。
「何か操作をしたり、フィルターの掃除をするといった日常の作業は全く必要ありません。そういう意味では日常のメンテナンスは不要(フリー)です。ただ、太陽光発電といえども人間の作った機械です。全く壊れないわけではありません。」
こういうとお客様は「えっ?太陽光発電も壊れるんですか?」とびっくりされます。
それでこちらのほうがびっくりしてしまいます(笑)
なぜか太陽光発電の業界には「メンテナンスフリー」という言葉を「故障しない」というように拡大解釈して営業している業者があるようです。
“太陽光発電とメンテナンス(1)” の続きを読む